思い出は記憶に

ひたすら部屋の大掃除。ひたすら大掃除。引き出しと言う引き出しをひっくり返して捨てていく。
友達が引っ越すのに荷物を捨てている姿に翻弄され見習おうと思い着ない服を思いきってゴミ箱へ。

すてれない。どちらかというとなんでもかんでもとっておく。
思い入れのあるものをどうしても捨てれない。
映画のチケット、DM、チラシ、封筒などなどなんでもかんでも理由を付けてはとっておいてしまう。思いで引き出しを作り、チケットやdmはそこにイン。

服も自分が買ったものはさくっと捨てれるが親が若い頃着ていたお下がりや、作ってくれた服などはどうしてもすてれない。
が、今捨てねばきっと一生捨てれないと思い、思いきってゴミ袋にぶちこんだ。母の服はどうしても捨てれなかったが。
すると狭くなり床が見えなくなってきた部屋に再び床が。
探せば部屋の隙間がドンドン見つかる。
う、嬉しい。これで友達が呼べる。
友達が捨ててる時「記憶にあるからいい」と言っていたのがずんときた。
だから記憶が鮮明に蘇れるものを捨てることが出来た。